2024年8月の麻酔科特診
麻酔科担当 加藤です。
今月も長濱先生にご指導いただき、麻酔下処置、手術が行われました。
今回は、4件の手術がありました!
画像はリカバリー室(覚醒部屋)に運ばれる子を見守る長濱先生
・歯周病の犬の歯石除去、抜歯 (2件)
人では全身麻酔は基本的には使用することがないので簡単なイメージがあるかもしれませんが、説明を受けているわけではないわんちゃん、ねこちゃんが怖がることなく且つ安全に歯科治療を受けるためには全身麻酔が必要となります。
・腹腔下避妊手術(卵巣摘出術)
胸の深い超大型犬のこでしたが、呼吸を補助してあげて麻酔中でもしっかり酸素を取り込めるように気を配ります。
・皮膚の腫瘍(脂肪腫)の摘出手術
皮膚って結構痛いです。術中、術後の痛みを感じにくくするように気を配りました。比較的長時間の手術でも全身に負担の少ない麻酔で、当日中にお迎えに来ていただけました。
麻酔科特診は毎月第二木曜日です。
手術を考えているけど麻酔が心配、という方は担当医にご相談ください。
担当医
長濱 正太郎
Shotaro Nagahama
獣医師 / 獣医学博士
岐阜大学 / 日本小動物医療センター / 日本獣医麻酔外科学会 / 日本麻酔科学会 / 日本区域麻酔学会 / 日本獣医学会
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