症例ブログ


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【皮膚科特診】2025年9月

皮膚科担当 獣医師の近藤真名です。

 

 

今月も関口先生をお招きし、皮膚科特診を行いました。

 

今回は2つの症例を紹介します。

 


 

■ 体毛の薄い部分があるというご相談

 

種類:犬/トイプードル・メス/7歳

主訴:1歳前からお尻や後ろの足の毛がうすい。

 

診断名:脱毛症X疑い

治療計画:メラトニンの継続、麻酔かける機会があるようならマイクロニードル治療

 

アロペシアXの脱毛症の場合、ホルモンの異常による毛周期の停止が原因になる可能性が高いです。
そのため、皮膚病で病院にかかった場合でも、血液検査を実施する場合もあります。

 

 

■ 皮膚のかゆみがあり、毛が抜けていることも気になるというご相談

 

種類:犬/柴犬・メス/2歳

主訴:一才くらいからかゆみがある。ここ最近、前足の肉球をよくなめたり、あごの下をかいたりすることも。軽度な脱毛も見られる。

 

診断名:アトピー性皮膚炎疑い

今後の治療計画:飲み薬を処方し、かゆみの管理を行う。現状は良好。

今後は、かゆみのレベルに合わせて、飲み薬を調節していく。

 

飲み薬でかゆみの管理がうまくいく子もいます。

かゆみのレベルに合わせて、薬の量や投与間隔は調節していきますので、まずはご相談ください。

 


 

皮膚科でよくご相談のある「毛が抜ける」という症状。

毛が抜ける理由としては、主に「換毛期」と「疾患」が考えられます。

 

 

換毛期は、古い毛が抜けて新しい毛に生えかわる時期のことで、春(〜7月頃)と秋(~11月頃)に訪れることが多いです。トイプードルなどのシングルコートの犬種や、室内飼いのワンちゃんは、換毛期がはっきりしないこともあります。

 

換毛期の場合、毛が抜けても基本的に心配する必要はありません。

 

 

もう一つは体の異常からくる脱毛で、この場合は治療が必要となります。

アトピー性皮膚炎などの皮膚病が原因となる以外に、今回の症例のようなホルモンの異常により毛周期が停止し、脱毛することもあります。

換毛期以外の脱毛があったり、赤みやかゆみを伴う場合は、一度ご相談いただければと思います。

 

 

りんごの樹動物病院の強みである総合診療。

 

 

皮膚に特化した皮膚科特診と、血液検査をはじめとするさまざまな検査を通して、

ワンちゃん・ネコちゃんの皮膚のお悩みの原因を特定し、

疾患の早期発見・早期治療に努めてまいります。

 

 

皮膚科特診は毎月第四火曜日です。

皮膚の症状についてご不安なことがございましたら、ぜひ気軽にご相談ください。

担当医

愛知県の動物の専門治療病院 りんごの樹動物病院 | 犬・猫・エキゾチックなど動物の専門治療病院 | 科皮膚科・眼科・エキゾチック科・腫瘍科・麻酔科・臨床病院科・画像診断科・内視鏡外科・循環器科・行動診療科・緊急救命科

関口 麻衣子

Maiko Sekiguchi

 獣 医 学 博 士

日本獣医皮膚科学会 / アジア獣医皮膚科学会 / 日本獣医学会 / 日本研究皮膚科学会

▼プロフィール等はこちら

https://case.appleah.com/dermatology/

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